5 こうすれば出来る、セックスコントロー ル
私の勧める性欲のコントロール法
黒人には男を鍛える文化をきちんと持っているのに、いまの日本人にはない。健康に関して責任があるはずの医者が率先してふぬけの男を大量生産することに貢献している。(勿論これと反対の性理論を持っている医者も居ると思う、だが私には発見できなかった)何故か今の性教育はこういうのが常識になっていて、伝統的な私の理論が異端だと言われることが多い。とにかく危険なことは避けた方が賢明である。

次に私が提唱するセックスコントロールを容易にする方法。
獣肉、卵、牛乳といった濃厚な食べ物を少なくするか止める。きれいな水を飲む。伝統的和食にする。それは仏教の精進料理を基本としたものである。つまり穀類と野菜果物、肉は魚まで、それも白身のあっさりしたもの。赤い血液には毒がある。腸の中ですぐ腐敗し便は強烈な悪臭を放つ.それゆえ仏教では獣肉を食ってはならないという戒律を設けている。また獣肉が性欲を刺激し修行の邪魔になるため禁じたのである。これによって、性欲に振り回されなくても良い三毒五欲を絶つという精神生活が可能になるのである。

ユダヤ教では肉は食べてもいいが、血は食べてはならないという戒律がある。それゆえイスラエルでは血抜きをしたぱさぱさの肉しか輸入してはならないという法律を作っている。欧米人は肉食人種といっても、昔は干し肉や、血抜きをしたハムを食べていたのである。
それが冷蔵庫の普及によっていつも血のたっぷり含んだものを食べるようになってしまった。日本ではとく戦後、厚生省と学校給食で肉食中心の食生活の普及に尽力した。それによって体の病気とともに精神病も激増した。子供たちの家庭内暴力や精神の荒廃は、食生活と性生活が正されれば治まるものが多いと私は考えています。我々のつい二代ぐらい前の祖父母の時代までは、仏教の戒律を守って獣肉はほとんど食わなかったのである。
胡桃沢耕史 黒パン捕虜記 にシベリア抑留の体験が書かれています。それによると自慰を覚えたのは抑留中の20歳のときとある。肉食中心の今の子供は小学5〜6年でも珍しくないのだという。これからも食生活の違いが性の発達に重大な影響を与えていることはわかる。最低の食料しか与えられず、消耗は死を意味したから、一週間一回に節制したとある。ここから分かることは。食べ物が少なければ、(勿論肉食など皆無に等しかったであろう)性欲はコントロール可能だということである。獣肉は食わなくとも大丈夫。野球の川上は家が貧しくて、育ち盛りの頃でも、三穀飯と味噌ずけ、年に数回魚だった。それでも体はできるのですねー、と言っていた。
陸上のカール.ルイスは魚も食べない純粋な菜食主義者。37歳で独身。すべての精力を走ることに費やしたということか。これらをある掲示板に発表したことがあった。これに対して嵐のような反論が返ってきた。小さい頃から自慰を多いときは日に数回やって現在性生活に何の支障もないというのである。中にはそういう強者もいるのかもしれない。しかし人間の体は会社経営と同じ、バランスシート的に判断しなければならない。過度の性行為は負の財産とし、からだに刻み込まれているはづである。やがてそれが耐えきれなくなったとき会社だったら倒産、人間だったら死、あるいは健康面の破綻という結果になる。破綻してからでは会社は再建のしようもあるが、人間の体はそうはいかない。
私の性に関する理論は今は異端なのであった。そして世に出回っている、上記のような本に書かれている性理論が常識になっているのである。これを知って、昔の先輩達の伝統文化に基づく私の性理論をとにかくもう一方の、反対の情報として子供達に知らせることが私の使命であると考えました。どちらを取るかは本人達の自由である。自分の体に聞いてみればどれが正しいかは自ずから分かると考えます。
菜食主義で有名人は故人では宮沢賢治、行革の土光敏夫、(玄米と野菜、煮干し)現役の方では脳科学の養老猛司氏(育ち盛りの戦時中芋とカボチャで育った)
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